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2025.02.10#地域連携

シンポジウム?研修会開催報告:「これからの自治会と地域自治を若者と共に考える-共感から共創へ-」

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2月9日、那覇市自治会長会連合会、沖縄大学、那覇市まちづくり協働推進課が連携して取り組んできた「なはユース自治大学」の集大成として、「これからの自治会と地域自治を若者と共に考える-共感から共創へ-」と題したシンポジウムおよび研修会が開催されました。

本イベントは、自治会と地域の魅力や課題、そして可能性を共有し、共感を起点に次の地域づくりへとつなげる共創の場を生み出すことを目的に実施されました。自治会関係者をはじめ、大学、行政、企業など多様な立場の参加者が集まり、地域社会の未来について意見を交わしました。

沖縄大学の学生がフィールドワークを通じて得た気づきをもとに、地域課題を抽出してその解決策を発表し、シンポジウムでは、自治会長や行政関係者、沖大生が意見を交わし、地域課題への理解を深めました。その後のグループワークでは、各自治会長と学生がともに課題解決に向けた具体的なアイデアを共有し、実践に向けた話し合いが行われました。松島自治会と交流のある沖縄国際大学のボランティアサークル「uni」の学生も話し合いに加わり、多様な視点からの意見が交わされました。

議論の中では、若者の自治会?地域活動への関わりをどう促進するか、地域資源をどのように活用し課題を克服するか、また世代間交流の重要性について意見が交わされました。さらに、自治会と学校?企業の連携を深めることの意義や、地域イベントを通じた住民同士のつながりを強化する方法、そして行政と自治会が協力して持続可能な地域づくりを進めるための方策についても活発に議論が行われました。

本シンポジウムを通じて、地域の現状を共有し、多世代が共感を深めることで、共に未来を展望する機会となりました。今後も自治会、行政、大学が連携し、「共感から共創へ」をテーマに、よりよい地域社会の実現を目指していきます。